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これでいいのか大学入試英語〈上〉

これでいいのか大学入試英語〈上〉
Gareth Watkins
これでいいのか大学入試英語〈上〉
定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 309016位
おすすめ度:
発売日: 1997-10
発売元: 大修館書店
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英語教育を蝕む入試英語の実態
 本書の共著者河上道生先生の書かれた「英語参考書の誤りとその原因をつく」を読むと、高校時代に教えられた英語がわが国の英語教育界でしか通用しない特殊な代物であったことがよくわかります。私も、時代遅れの用法や文法を一生懸命覚えた一人です。今でも、おいしいワインを飲むと、"This wine drinks well for its price." なんて例文を思い出しますが、こんなことを英国人に言えば、怪訝な顔をされるのがオチでしょう。

 高校が、間違った英語、古めかしい英語をせっせと教えている現状は、嘆かわしいかぎりです。でも、これは高校の先生方の責任とばかりは言い切れない。悪いのは、高校が不適切な英語、化石化した英語を教えざるを得ないように仕向けている大学の英語入試問題なのです。

 本書は、大学の入試問題をつぶさに調べ、入試問題がいかに不自然な英語、ずさんな出題、出題ミスに満ち満ちているかを白日の下もとにさらしたものです。受験のためとは言いながら、こんなへんてこな英語を勉強させられたのでは、英語の授業が楽しいはずがありません。では、学校で役に立つ英語を教えてもらうためにはどうすべきか? 学校英語を歪めている入試英語の改善から始めなければならない。入試英語の実態を認識し、問題作成者の猛省を促し、入試問題から誤文、悪文、迷文を一掃するために、本書が広く読まれることを期待します。不幸にして変則な受験英語を教え込まれた学生諸君は、本書を読めば、自然な英語、通用する英語は何であるかがわかります。

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