出口のシステム現代文―大学入試 (バイブル編)
出口 汪

定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
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発売日: 2006-03
発売元: 水王舎
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出口本の核
これまでの著作活動を総括する意味でもこのシリーズを書いたらしい。
レイアウトが綺麗で、他の現代文の参考書とは大分違います。
それが利点になるかは使用者次第だと思いますが。
内容は、理論だの鉄則だの公式だのが綺麗にまとめてあるようですが、いかんせん数が多すぎて把握しづらいです。
著者も言っているように、この「バイブル編」は繰り返しやるべきだそうなので、そうすることで初めて全てを把握できるでしょう(ただ、それを自由自在に使いこなすには、さらに時間と訓練が必要)。
あと、問題文(出題校)のレベルは高いです。全て難関大で、ほぼ記述式。
問題文の解説は、「あれ、これだけ?」と思うことが結構ありました。
問題文を通しての「公式」などの解説に力を入れているせいでしょうか、使用者の力が足りないせいでしょうか・・・。
ちなみに、記述・論述対策は別に同シリーズから出版されています。
元受講生だからこその辛口
世間ではべた褒めに近い出口氏ではあるが、彼の文言はこうだ。「現代文は全て論理で解けます。だから論理力を鍛えましょう。」
この言葉に代表されるように、彼の基本戦略は二つ。
・現代論説文のテーマ考察
・論理による読解
前者は同意できる。現代文に限らず、というより受験に限らずなんでもそうだが、元ネタのわからないままよんでも理解できるはずがないのだから。だが問題は後者だ。文章にしろ他のものにしろなんでもそうだが、物事は論理だけでは片付かない。たとえ入試問題でもそうだ。心情描写を説明する問題を論理だけで解けるだろうか。一人の彼の元受講生としては、「その説明は無理があった」と言わざるを得ない。
本書は上記のような彼の基本戦略を説明した本である。このレビューを読んでまだ出口氏についていこうという覚悟があるならば、一度購入してみる価値くらいはある。
出口先生
不要。
これを買うくらいならメキメキ力がつくをやったほうがいい。
理由はそっちに書いてある。